
【賃貸】いまさら聞けない!敷金・礼金ってなに?違いと「ゼロゼロ物件」のポイントを解説!
賃貸物件を探していると、必ずと言っていいほど目にするのが、
「敷金」
「礼金」
という言葉。
「敷金1ヶ月ってどういう意味?」
「礼金って退去したら返ってくるの?」
「敷金0・礼金0の物件ってお得なの?」
など、初めてのお部屋探しでは分からないことも多いですよね。
今回は「いまさら聞けない知識シリーズ」として、敷金と礼金の違いから、ゼロゼロ物件を見るときのポイントまで、分かりやすく解説します!
✨そもそも「敷金」と「礼金」って何?
まずは簡単に違いを見てみましょう。
| 敷金 | 礼金 | |
|---|---|---|
| 何のため? | 家賃滞納や退去時の債務などに備えるお金 | 賃貸借契約時に貸主へ支払う一時金 |
| 退去時 | 残額が返還される場合がある | 原則として返還されない |
| 契約時の負担 | 物件によって異なる | 物件によって異なる |
| チェックポイント | 償却・特約など | 金額・その他初期費用 |
ここから、それぞれ詳しく見ていきましょう!
✨敷金とは?
敷金は、貸主に預けておくお金と考えると分かりやすいです。
国土交通省によると、敷金は、家賃など賃貸借契約に基づく借主の債務を担保する目的で貸主に交付する金銭とされています。賃貸借が終了し、物件の返還を受けた場合には、借主の債務などを差し引いた残額を返還することが定められています。
例えば、
敷金:1ヶ月
家賃:70,000円
なら、
敷金として70,000円を預ける
というイメージです。
✨敷金は退去時に全部返ってくるの?
ここはよくある疑問です。
答えは、
「必ず全額返ってくる」とは限りません。
退去時に、借主が負担することになっている未払い賃料などの債務があれば、敷金から差し引かれることがあります。
また、原状回復については、通常の使用による損耗や経年変化まで、すべて借主が負担するというわけではありません。
そのため、
「退去したら敷金が全部なくなる」
というものでもありません。
一方で、契約書に特約が設定されている場合もあるので、契約時に退去時の費用負担について確認しておくことが大切です。
✨礼金とは?
一方の礼金は、賃貸借契約の際に貸主へ支払う一時金です。
敷金とは違い、
基本的に退去時に返還されるお金ではありません。
例えば、
家賃:70,000円
礼金:1ヶ月
なら、
70,000円を礼金として支払う
ということになります。
つまり、
敷金=「預けておくお金」
礼金=「契約時に支払うお金」
と覚えると分かりやすいでしょう。
✨「敷金1ヶ月・礼金1ヶ月」って結局いくら?
例えば家賃が70,000円の物件で、
・敷金:1ヶ月
・礼金:1ヶ月
だった場合、
敷金 70,000円
+
礼金 70,000円
なので、
合計140,000円
が敷金・礼金として必要になります。
ただし、実際の契約では、
・仲介手数料
・保証会社利用料
・火災保険料
・鍵交換費用
・前家賃
・管理費・共益費
・その他の契約時費用
などが別途必要になる場合があります。
そのため、
「敷金・礼金だけで初期費用を判断しない」
ことが大切です。
✨「敷金0・礼金0」って本当にお得?
最近よく見かけるのが、
「敷金0・礼金0!」
という、いわゆるゼロゼロ物件です。
初期費用を抑えられる可能性があるので、魅力的ですよね。
例えば、
家賃70,000円の場合
敷金1ヶ月+礼金1ヶ月
→ 140,000円
だったものが、
敷金0+礼金0
→ 0円
となれば、契約時の負担を大きく抑えられます。
ただし、
「ゼロゼロ=すべての初期費用がゼロ」ではありません。
ここは注意しましょう!
⚠️ ゼロゼロ物件で確認したいポイント
敷金・礼金が0円でも、
・仲介手数料
・保証会社利用料
・火災保険料
・鍵交換費用
・クリーニング費用
・前家賃
・その他の契約時費用
などが必要になる場合があります。
また、契約内容によっては、
短期解約に関する違約金
などの特約が設定されている場合もあります。
そのため、
「敷金・礼金が0円だから、この物件が一番安い!」
とすぐに判断するのではなく、
契約時に必要な費用の総額を確認する
ことが大切です。
✨「敷金0」と「礼金0」は意味が違う!
ここもポイントです。
敷金0
→ 契約時に預ける敷金がない。
ただし、退去時の費用負担がなくなるという意味ではありません。
礼金0
→ 契約時に礼金を支払わない。
つまり、
敷金0=退去費用0
ではありません。
ここは間違えやすいので、覚えておきましょう!
✨「敷金」と「保証会社」は別物!
最近のお部屋探しでは、
「保証会社利用必須」
と書かれている物件も多くあります。
ここで、
「保証会社を使うなら敷金はいらないの?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、
敷金と保証会社利用料は別のものです。
敷金は貸主に預けるお金。
一方、保証会社は、家賃債務などについて保証を提供する仕組みです。
そのため、
「敷金0だから初期費用が必ず安い」
とも限りません。
物件ごとに必要な費用を確認しましょう。
✨物件情報を見るときは「初期費用総額」をチェック!
お部屋探しでは、
家賃が安い!
敷金・礼金が0円!
だけで決めるのではなく、
「契約すると全部でいくらかかる?」
を見ることがおすすめです。
例えば、
| 項目 | A物件 | B物件 |
|---|---|---|
| 家賃 | 70,000円 | 68,000円 |
| 敷金 | 70,000円 | 0円 |
| 礼金 | 0円 | 0円 |
| 仲介手数料 | 70,000円 | 74,800円 |
| 保証会社 | 35,000円 | 40,000円 |
| その他 | 30,000円 | 35,000円 |
このように、敷金・礼金だけではなく、その他の費用も含めて比較することが大切です。
※上記は比較方法を分かりやすくするための例です。実際の金額・条件は物件によって異なります。
✨契約前に「特約」を確認しよう
賃貸借契約では、契約書に特別な条件が定められていることがあります。
国土交通省も、賃貸住宅標準契約書はあくまで契約書のひな形であり、実際の賃貸借契約は貸主・借主の合意によって定められるため、標準契約書と異なる内容や特約がある場合はよく確認するよう案内しています。
そのため、契約前には、
☑ 敷金はいくら?
☑ 礼金はいくら?
☑ 敷金の償却はある?
☑ 退去時に必要な費用は?
☑ 短期解約違約金はある?
☑ その他の特約は?
などを確認しましょう。
✨「敷金・礼金」だけで物件を選ばない!
お部屋探しでは、
「敷金・礼金が安い=良い物件」
とは限りません。
例えば、
A物件
家賃は少し高いけれど、駅から近く、初期費用が安い
B物件
初期費用は少し高いけれど、家賃が安く、長く住むと月々の負担が少ない
ということもあります。
大切なのは、
「初期費用」+「毎月の費用」+「契約条件」
をまとめて比較することです。
✅ お部屋探しで使えるチェックリスト
最後に、物件を検討するときのチェック項目をまとめます!
初期費用
☑ 家賃
☑ 敷金
☑ 礼金
☑ 仲介手数料
☑ 保証会社利用料
☑ 火災保険料
☑ 鍵交換費用
☑ その他の費用
契約条件
☑ 敷金の償却・精算条件
☑ 退去時の費用負担
☑ 短期解約違約金
☑ 更新時の費用
☑ その他の特約
毎月の費用
☑ 家賃
☑ 管理費・共益費
☑ 駐車場代
☑ その他の月額費用
✨まとめ|「敷金・礼金」だけではなく、総額で比較しよう!
今回のポイントをまとめると、
✔ 敷金は「預けておくお金」
家賃などの債務を担保するために預けるお金で、退去時には必要な精算をしたうえで残額が返還される場合があります。
✔ 礼金は「契約時に支払うお金」
敷金とは違い、基本的に返還されない一時金です。
✔ 敷金0・礼金0でも「初期費用0」ではない
仲介手数料や保証会社利用料、保険料など、別の費用がかかる場合があります。
✔ 契約書・特約を確認する
物件ごとに契約条件が異なるため、分からないことは契約前に確認しましょう。
✔ 「初期費用+毎月の費用」で比較する
敷金・礼金だけを見るのではなく、トータルで考えることが大切です。
✨ステージアのお部屋探し
「敷金・礼金って何となく聞いたことはあるけど、詳しくは分からない……」
そんな方も、今回の記事をきっかけに、ぜひ物件情報の**「敷金・礼金」欄**をチェックしてみてください!
お部屋探しでは、家賃だけでなく、
初期費用・毎月の費用・契約条件・立地・設備
などを総合的に比較することが大切です。
「この物件って初期費用はいくらくらいかかる?」
「敷金・礼金0だけど、他に費用はある?」
「自分の予算でどんな物件が探せる?」
など、気になることがあればお気軽にご相談ください
大宮・さいたま市周辺のお部屋探しも、ステージアがサポートします✨
