
【さいたま市】災害リスクをエリア別に解説!賃貸のお部屋探しで確認したい防災ポイント
「さいたま市で賃貸を探しているけど、災害リスクが気になる……」
「大宮周辺って水害は大丈夫?」
「引っ越す前にハザードマップを確認したほうがいい?」
お部屋探しでは、家賃や間取り、駅からの距離などを重視しがちですが、長く暮らす場所だからこそ、その地域の災害リスクを確認しておくことも大切です。
さいたま市では、洪水・内水・地震・液状化・土砂災害などについて、さまざまなハザードマップや防災情報が公開されています。
そこで今回は、さいたま市でお部屋探しをする方に向けて、
・さいたま市で想定される災害
・区によってどんな違いがある?
・洪水・内水・地震・液状化・土砂災害のチェックポイント
・賃貸物件を探すときに確認したいこと
を分かりやすくご紹介します!
さいたま市はどんな災害に注意したらいい?
まず、さいたま市でお部屋探しをするときに確認したいのは、主に以下の災害です。
☔洪水
河川が増水し、堤防の決壊や越水などによって発生する浸水です。
さいたま市では、荒川・入間川、利根川・江戸川、芝川・笹目川など、複数の河川を対象とした洪水ハザードマップが作成されています。
☔ 内水氾濫
大雨によって下水道などの排水能力を超え、雨水を排水しきれなくなることで発生する浸水です。
さいたま市では、2026年4月23日に新しい内水ハザードマップが公開されました。想定される浸水深は0.1m以上10.0m未満の6段階で表示されています。
⛰️地震
さいたま市では、さいたま市直下地震、東京湾北部地震、関東平野北西縁断層帯地震を想定した地震防災マップが公開されています。
揺れやすさだけでなく、建物の倒壊危険度や液状化危険度についても確認できます。
☔液状化
大きな地震が発生した際、地盤の条件によっては液状化が発生する可能性があります。
さいたま市の地震防災マップでは、液状化危険度分布図も確認できます。
ただし、ハザードマップの「危険度が高い」場所だからといって、必ず液状化が発生するという意味ではありません。
⛰️ 土砂災害
さいたま市にも土砂災害警戒区域等が指定されている場所があります。
市の土砂災害ハザードマップは5つの地図に分けて作成されており、西区・岩槻区・見沼区・緑区などに指定区域があります。
☔さいたま市は「区」だけで判断しないことが大切!
ここで注意したいのが、
「○○区だから安全」
「○○区だから危険」
と、区単位だけで判断しないことです。
さいたま市は10区に分かれていますが、同じ区の中でも場所によって災害リスクは異なります。
例えば水害についても、河川からの距離や土地の高さ、排水条件などによって状況が変わります。
そのため、
「さいたま市のどの区か」→「その中のどの場所か」
という順番で確認することが大切です。
さいたま市では、住所を入力して災害リスクを確認できる「さいたま市地図情報」の防災まちづくり情報マップも公開されています。
☔さいたま市で特に確認したい「水害リスク」
賃貸のお部屋探しで特に確認しておきたいのが水害です。
さいたま市の洪水ハザードマップは、河川ごとに5種類作成されています。
| 洪水ハザードマップ | 主な対象区 |
|---|---|
| 荒川・入間川 | 全区 |
| 利根川・江戸川 | 見沼区・緑区・岩槻区 |
| 芝川・笹目川など | 北区・大宮区・見沼区・浦和区・南区・緑区 |
| 鴨川・鴻沼川・新河岸川など | 西区・北区・大宮区・中央区・桜区・南区 |
| 綾瀬川・元荒川・新方川など | 見沼区・緑区・岩槻区 |
※これはハザードマップの対象区を示したもので、各区全域が同じリスクという意味ではありません。
つまり、お部屋探しをするときは、
「大宮区だから大丈夫」
ではなく、
「この物件の住所は、どの河川のハザードマップを確認すればいい?」
という考え方がおすすめです。
☔ 洪水と「内水氾濫」は別物!
ここも、お部屋探しでは知っておきたいポイントです。
☔洪水
河川が増水し、氾濫することで発生する浸水。
☔ 内水氾濫
大雨によって下水道などの排水能力を超え、雨水を排水できなくなることで発生する浸水。
つまり、
「近くに大きな川がないから水害は大丈夫」
とは限りません。
さいたま市の新しい内水ハザードマップでは、想定最大規模の大雨による浸水シミュレーションが掲載されています。
お部屋探しでは、洪水ハザードマップと内水ハザードマップの両方を確認しておくと安心です。
⛰️地震では「揺れ」と「液状化」をチェック
地震については、
「この地域は地震が少ない?」
だけではなく、
「地震が起きた場合、どのくらい揺れる可能性がある?」
という視点で確認してみましょう。
さいたま市の地震防災マップでは、想定される地震ごとの揺れやすさや、建物倒壊危険度、液状化危険度などを確認できます。
特に液状化については、地盤の条件が関係します。
さいたま市の資料では、液状化は一般的に地下水位が高い、ゆるい砂質地盤などで発生しやすく、過去に川・水田・沼などだった場所を埋め立てた土地も注意が必要とされています。
ただし、これはあくまで「可能性」を示す情報です。
⛰️ 土砂災害は一部エリアを重点的に確認
さいたま市は平坦な地域が多いイメージがありますが、土砂災害警戒区域等が指定されている場所もあります。
現在の市の土砂災害ハザードマップでは、
・西区
・岩槻区
・見沼区
・緑区
などに指定区域が掲載されています。
例えば見沼区では、大和田一丁目・二丁目、南中丸、新右エ門新田、御蔵台、西山新田、木野下、稲荷下など、一部の地域が掲載されています。
ここでも、
「見沼区=土砂災害が危険」
という意味ではありません。
あくまで指定されている具体的な区域を確認することが大切です。
⛰️地震では「火災・避難」も確認しておきたい
災害リスクというと、
「浸水するかどうか」
「地震で揺れるか」
に注目しがちですが、地震時には火災や避難のしやすさも重要です。
さいたま市では、防災都市づくり計画において、延焼リスクと避難困難リスクが重なる地区を災害リスクが高い地区として位置付け、重点的に対策を進めています。
お部屋探しの際には、
・建物周辺の道路
・避難場所までのルート
・周辺の建物の密集状況
・大きな道路へのアクセス
なども確認してみると良いでしょう。
✨賃貸物件を探すときに確認したい「防災チェックリスト」
ここからは、実際のお部屋探しで役立つポイントです!
✅ ① ハザードマップを確認
まずは物件の住所を確認し、
洪水・内水・地震・液状化・土砂災害
についてチェックしてみましょう。
✅ ② 物件の1階部分をチェック
水害リスクが想定されているエリアでは、1階のお部屋を検討する際に、
・浸水深
・建物の高さ
・避難方法
・電気設備の位置
なども確認しておきたいところです。
もちろん、ハザードマップの浸水想定だけで建物ごとの被害を断定することはできません。
✅ ③ 避難場所を確認
災害が起きたとき、
「どこへ逃げるのか?」
を事前に確認しておきましょう。
さいたま市では、災害の種類ごとに「指定緊急避難場所」が指定されています。
洪水時には、浸水が想定される地域でも、建物の2階・3階以上など、浸水しないスペースを指定している施設があります。
✅ ④ 避難ルートを実際に確認
地図上では近く見えても、
・大きな道路を渡る
・川や水路がある
・坂道がある
・狭い道が多い
など、実際には避難しづらい場合があります。
できれば昼間に歩いて確認しておくと安心です。
✅ ⑤ 過去の浸水履歴もチェック
ハザードマップは「想定」を示すものですが、さいたま市では**実際に発生した浸水履歴を確認できる「浸水履歴マップ」**も公開されています。
「この周辺では過去に浸水があったのかな?」
と気になる場合は、こちらも確認してみましょう。
✨ハザードマップは「危険な場所を避けるためだけ」のものではありません
ハザードマップを見ると、
「このエリアは浸水する可能性があるのか……」
と不安になることもあると思います。
でも、ハザードマップは単純に、
「危険だから住んではいけない場所」
を示しているものではありません。
大切なのは、
どんな災害が想定されているのか?
どのくらいの被害が想定されているのか?
災害が起きたらどう行動するのか?
を知っておくことです。
そのうえで、家賃や駅距離、間取り、建物の設備などと合わせて、自分に合った物件を選んでいきましょう。
✨さいたま市でお部屋探しをするなら「住所」で確認!
さいたま市には、
大宮区・浦和区・中央区・北区・西区・見沼区・桜区・南区・緑区・岩槻区
の10区があります。
ただし、災害リスクは区単位ではなく、町名や番地など、より細かな場所によって変わります。
そのため、
「大宮は災害に強い?」
「浦和なら安心?」
「○○区なら大丈夫?」
という見方よりも、
「この物件の住所はどうなの?」
という視点で確認することがおすすめです。
さいたま市の「防災まちづくり情報マップ」では、住所検索を利用して洪水・土砂災害・液状化危険度などを確認できます。
✨ステージアのお部屋探しでも防災情報をチェック!
賃貸物件を選ぶときは、
「駅から近い!」
「家賃が安い!」
「お部屋が広い!」
という条件だけでなく、
「この場所で安心して暮らせるか?」
という視点も大切です。
特にさいたま市の場合、同じ区内でも場所によって災害リスクが異なるため、物件ごとに確認することがポイントです。
ステージアでは、大宮周辺をはじめ、さいたま市のお部屋探しをサポートしています。
「この物件の周辺環境ってどう?」
「ハザードマップも確認しておきたい」
「駅近だけど災害リスクも気になる」
そんな場合も、ぜひお気軽にご相談ください!
家賃・間取り・駅距離だけでなく、周辺環境や暮らしやすさまで含めて、一緒にお部屋探しをしていきましょう!
☔まとめ
今回は、さいたま市の災害リスクについてご紹介しました。
ポイントをまとめると、
️☔水害
さいたま市では複数の河川を対象とした洪水ハザードマップがあり、内水氾濫についても2026年に新しいハザードマップが公開されています。
✨地震
揺れやすさだけでなく、建物倒壊危険度や液状化危険度も確認できます。
⛰️ 土砂災害
市内の一部地域に土砂災害警戒区域等が指定されています。
✨火災・避難
地域によって延焼リスクや避難困難リスクも異なります。
そして一番大切なのは、
「○○区だから安心・危険」と区単位で判断しないこと。
お部屋探しでは、実際に検討している物件の住所をハザードマップで確認することをおすすめします。
災害リスクを知ったうえで、家賃・駅距離・間取り・周辺環境などを総合的に考えることで、より納得できるお部屋探しにつながります✨
